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~やすらぎを求めて~TOMO。

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音楽劇レポ

☆センセイの鞄

前作を生で観ていないので先入観を持たずに観ることができた。

ネットで見たベリーショートの髪が受け入れられるか心配だったが意外と似合っていて違和感がなかった。
(コンサートもこれでOK!と思ったくらい^^)

前作よりも自然体のおじいちゃんで(笑)ズボンの丈もまずまず・・・でももうちょっと長くてもいいんじゃないの?といったところでしょうか(笑)


初めて観る人にもとてもわかりやすい構成ですんなりお話に入っていけた。

一人一人の心の動きがスッと伝わってくる。

共感するところが沢山あり前半から涙が出てしまった。
母と娘の会話のシーン。
泣いてしまった。
私の隣の若い方も泣いていた。

その後、後半に入ると涙の回数が増えていく。

電池のシーンが好きだ。
使い終わった電池を捨てられずにいるセンセイ。
一個一個思い出が詰まっている電池たちをいとおしむセンセイ。
ジュリーのしぐさが可愛い^^

可愛いといえばトレーナー姿のジュリー・・・もとい・・・センセイだ。
堅物のセンセイが少しずつ変化していく様を表現しているのかな。
そのあたりから、ぐっと魅力的なセンセイになっていく。
本当に恋をして良いのだろうか・・・というセンセイの葛藤やいろんな恋を経てセンセイに惹かれていくツキコさんの心の動きがとてもわかりやすく描かれていたと思う。

後半では男性のお客さんも涙をぬぐっていたのが印象的だった。

1日昼の部では、月子さんとの電話のシーンでセンセイが涙声になった。
私も一番泣けたシーンだった。
でも夜の部は涙声にはならなかった。
やはりお芝居は生もの。
同じシーンでもその時の感情移入の仕方で微妙に違ってくる。
だから・・・何度でも観たくなる。

今回はジュリーファンのみならず純粋な演劇ファンの方が多かったように思う。

20代のお客さんが思った以上に多かったのにはビックリ。
その方達があの劇中歌を聴いてコンサートにも足を運んでくれたら嬉しいな。

☆前半が終わったあと若い男性の方が「すっごいな~」とつぶやいていた。
きっとジュリーの歌を聴いてそう思ってくださったのだろう。

新しいファン層の波が少しずつ広がっていっている気がした。


☆☆☆素敵な素敵なセンセイでした☆☆☆


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